【ミニマリストの玄関づくり】一歩目から整う習慣


玄関がごちゃついていて、なんだか落ち着かない…



家に帰ってきても玄関が汚く気分が上がらない
玄関は、家の「顔」であり、毎日のスタート地点。
にもかかわらず、つい靴や郵便物、傘などが散らかってしまいやすい場所でもあります。
ボクも昔は、玄関のごちゃつきに悩んでいたひとり。
でも、ミニマリズムを取り入れたことで、「一歩目から整っている暮らし」の心地よさに気づきました。
今回は、ミニマリスト目線で“玄関を整えるコツ”を紹介します。
家に帰るたび、気分がスッと切り替わるような玄関、つくってみませんか?
靴は「今使う分」だけを出しておきましょう


玄関が散らかって見える最大の原因は、靴の出しっぱなしです。
季節ごとの靴やお気に入りの靴をたくさん持っていたとしても、「今使っている靴」だけを玄関に出しておくことで、空間はグッとスッキリします。
まずは1週間ほど、自分が本当に履いている靴をチェックしてみてください。
それ以外の靴は、思い切って靴箱にしまいましょう。
収納が足りない場合は、靴そのものの見直し時かもしれません。
靴の整理は、玄関の印象を大きく変える第一歩になります。
玄関まわりのモノには“定位置”をつくりましょう
カギ、マスク、郵便物など、玄関まわりには「つい置きがち」な小物が多くありますよね。
これらのモノには、あらかじめ“置く場所”を決めておくことが、散らかりを防ぐコツです。
例えば、
- カギは玄関ドアの横にマグネットフックをつけて掛ける
- 郵便物は、小さなレターボックスや棚に仮置き
- マスクやエコバッグはフック収納でサッと取れるように
使ったら戻す、を自然にできる環境を整えることで、毎日の出入りがスムーズになります。
玄関マットや装飾は“必要最低限”で
玄関を広く、清潔に見せたいときは、床に置くアイテムを減らすのが効果的です。
特に玄関マットや傘立ては、なくても困らないケースが多いです。
たとえば、玄関マットは掃除の手間もかかります。
小さく洗えるものに変える、または思い切ってなくしてみると、意外と快適だったりします。
装飾も、1つだけ“お気に入り”を飾るくらいにとどめると、空間に余白が生まれます。
「飾るより、減らす」ことで、自然と落ち着きのある玄関になります。
光と香りで“帰宅のスイッチ”をつくりましょう


ミニマリストの玄関は、ただモノが少ないだけでなく、心地よさが大切です。
そこでおすすめなのが、玄関にほんの少しの「光」と「香り」を取り入れることです。
たとえば、
- 人感センサー付きのやわらかい照明
- アロマディフューザーや木製の香りタグ
- 小さな観葉植物やドライフラワー
こうした要素があるだけで、「ただいま」と言った瞬間に、自然と気持ちが切り替わる玄関になります。
暮らしの余白は、視覚や嗅覚にも優しく働きかけてくれます。
「1日5秒」の整え習慣を続けましょう
玄関は、家の中でもっとも頻繁に通る場所のひとつ。
だからこそ、ほんの少しの整え習慣を続けるだけで、キレイな状態をキープできます。
ボクが実践しているのは「1日5秒だけ玄関を整える」ことです。
たとえば…
- 靴を揃える
- マットのズレを直す
- ゴミやホコリをサッと拭く
ほんの数秒で完了することでも、積み重なると空間は見違えます。
整った玄関は、自分自身の“内面”まで整えてくれる場所になりますよ。
まとめ
玄関は、家の第一印象を決める場所であり、1日の始まりと終わりを迎える大切なスペースです。
モノを減らし、使うモノの定位置を決めることで、帰宅時も出かけるときも気持ちが整いやすくなります。
靴を揃える、香りを添える、5秒だけ整える——
そんな小さな積み重ねが、暮らし全体の“整い”につながっていくのです。
シンプルだけど心地いい玄関は、毎日に余白と安心感をもたらしてくれます。
今日からできるところから、少しずつ整えてみてくださいね。